【現役社員が解説】インターネット広告代理店の仕事内容

広告代理店の仕事

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「インターネット広告代理店の仕事内容が知りたい…!」

就活生や代理店の新入社員からよく頂く質問です。

転職するのが当たり前になった昨今で将来のキャリア設計から逆算して若い内に様々な経験が積めインターネット広告代理店を志望する就活生が増えています。そこで、今回はインターネット広告代理店の仕事内容や職種に関して興味・関心がある方現役インターネット広告代理店に勤める私がどこよりも分かりやすくインターネット広告代理店の仕事内容を解説していきます…!

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本サイトはインターネット広告代理店に現役で勤める私が、

どこよりも分かりやすく仕事内容を解説していきます。

【現役社員が解説】インターネット広告代理店の仕事内容

広告代理店は主に、総合広告代理店・専門広告代理店・ハウスエージェンシーの3つに分類することができます。インターネット広告代理店を深掘りする前に”広告代理店”全体でどのような違いがや特徴がるのかを詳しく見ていきましょう。

総合広告代理店

──広告におけるプロモーション全てを請け負う広告代理店

総合広告代理店というのは、基本的に広告の企画段階から制作段階までのすべての工程を総合的に担う広告代理店で、テレビやラジオに加えて、新聞、雑誌、さらにはインターネットに至るまで、ありとあらゆる広告媒体を取り扱います。

特定のメディアに特化していないため、メディア横断で広告戦略を展開できるというのがこのタイプの広告代理店の特徴であるといえるでしょう。そのため、クライアントに求められて、どのような広告活動を行うべきかなどをアドバイスするケースも少なくありません。

インターネット広告代理店

──インターネット領域のプロモーション全てを請け負う広告代理店

インターネット広告を専門に取り扱っている代理店になり、予算を抑えたコストパフォーマンスに優れた広告を提供するという点に強みを有しています。TVCMなどは広告を出稿したら終わりですが、インターネット広告は出稿したからが始まりです。あらゆる側面から効果検証を行い日々、改善を繰り返します。

近年、WEBマーケティングの需要の高まりからTVCMより効果検証・セグメント配信ができるWEB広告へ予算を投下する企業が増えています。今後もこのWEBマーケティングの分野は拡大していきますので、これからの時代に必要スキルを会得することができます。

ハウスエージェンシー

──特定の企業のプロモーションを担当とする広告代理店

クライアントに特化してビジネスを行っているだけに、他のタイプの代理店と比べると規模が小さめのところが多いのですが、その分、小回りが利く上にクライアントの事情を熟知しているため、広告主としては信頼して任せられる存在ともいえるでしょう。

なお、ハウスエージェンシーは、もともとクライアントの広報担当者だった人や、そのクライアント向けに広告サービスを提供していた代理店の担当者が独立して起業したものが大半を占めています。

下記では、「広告代理店=ブラック企業?」という疑問に関して解説しています。

インターネット広告代理店の仕事全体図

──デジタル広告に関する全てのソリューションを提供

大まかな流れとしてクライアントから頂いた広告用の予算内でクリエーティブ(バナーや動画)を作成し、各媒体にて配信を行います。WEB広告はあらゆる角度から数値による効果検証ができるので、一度広告を掲載したら終わりではなく、各媒体と連携をしながら効率良く広告を運用することが求めれます。

具体的な役割
クライアントの予算に合わせた戦略立案、メディアプランニング、ディレクション、クリエイティブディレクション、広告運用、分析、レポーティング等になります

インターネット広告代理店の主な職種

そもそもインターネット広告代理店における主要職種は下記の3つになります。

・アカウントプランナー(営業)
・広告運用(ストラテジスト)
・クリエイティブ(デザイナー、ディレクター)

会社によって、営業担当の事をアカウントプランナーと称している場合もあれば、広告運用担当の事をアカウントプランナーと称している場合もあり、各社によってその名称は異なります。それぞれの業種ごとの役割や仕事内容を詳しくご紹介しています。

アカウントプランナー(営業)

──クライアントと社内メンバーの橋渡し的な存在になります。

クライアントに対して「このようなメディアに広告を出すべきです。」、「これまでの成果はこのような数値でしたので、今後はこのような施策を行いましょう。」といった提案業務を行います。

また、クライアントへの提案が通った後は、その内容を広告運用担当者やクリエーティブ担当に伝え、プロモーション全体の管理を行います。様々な部署の方と横断的に関わる部署になるので、インターネット広告運用の全体像を学ぶことができます。

運用コンサルティング担当

──クライアントの成果が最大化するように各媒体上に出稿する広告を管理する仕事

具体的には、「Google、Yahoo!、LINE、Twitter、Tiktok、Facebook」など各媒体ごとに用意されている広告メニューを複合して活用し広告配信設定を行います。各管理画面にてターゲットごとに入札金額を設定して、どのような広告をいくらで配信していくのかという細かい調整が必要なので各媒体への深い知識が必要になります。

クリエーティブ担当

──広告バナーや動画クリテーティブの制作進行管理を行う仕事

TVCMの企画を考えたり、クオリティ管理を行う総合広告代理店のクリエーティブ職とは大きく異なり、ネット専業広告代理店は出稿する膨大な数のバナーの作成やLPの作成などを行います。(ごく稀にYoutubeなどで配信するパンパー広告なども作成します。)

ネット広告は常に効果検証を行い、高速でPDCAを回すことが求められます。そのためバナー等のクリエーティブ改善の依頼・需要は非常に多くなってきております。

インターネット広告代理店で市場価値を上げる

最近は大手クライアントも広告代理店も、WEBマーケティングに対する予算を増やしており、ノウハウを蓄積していきたいニーズが高まっているため、マス4媒体の広告代理店から、インターネット広告代理店へデジタルマーケティングの専門性を学びたいという転職・キャリアステップも急増しております。

そのため、インターネット広告代理店を経験した人の需要は高くキャリアの幅を大きく広げることができます。広告営業は未経験からチャレンジしやすい職種です。20代であればポテンシャル次第で採用されるケースもあるので、是非チャレンジしてみて下さい。