市場価値向上にはインターネット広告代理店がおすすめな理由。

転職ノウハウ

「インターネット広告代理店で市場価値は本当に上がるの…?」

中途採用や新卒採用でインターネット広告代理店を志す若者に伝えたいことは「今、WEBマーケティングを学んでおけば近い将来大きなアドバンテージになる」ということです。

このWEBマーケティングの主軸であるリスティング広告やディスプレイ広告といったWEB広告はもはや全ての事業会社がプロモーションに取り入れており、今後ますます市場が拡大することが想定されます。インターネット広告代理店はその時代に求められているWEB広告の運用スキルを総合的に学ぶことができる環境です。

本記事では、現役インターネット広告代理店に勤める私が市場動向やインターネット広告代理店で培うスキルがどの程度需要があるのかを紐解き解説します。

インターネット広告代理店で培うスキルの需要が高まっている

──WEBマーケティングのスペシャリストになれるキャリアパス

インターネット広告代理店はWEBマーケティングの軸であるリスティング広告やディスプレイ広告などのWEB広告の運用スキルを育てることができます。そのためインターネット広告代理店出身者はWEBマーケティングのプロフェッショナルというキャリアを形成できます。

キャリアは、土地の地価に例えると理解しやすいです。渋谷駅前の土地を数億円で買ったとして、10年後はそこまで値段は変わりませんが、ゆくゆく再開発されて商業デパートや観光地作られ土地の価値が向上した際に売れば間違いなく高く売れますよね。デジタル領域はこの先ずっと育っていくので、今のうちにデジタルマーケターとしてのキャリアをつくっておけばアドバンテージに繋がります。

インターネット広告代理店で働くデメリット

──慢性的な人手不足のため劣悪な労働環境

インターネット広告代理店は近年、市場価値向上を目的とした入社希望者が増えてきており人気の業種です。しかしその中で成長の陰に潜むハードな労働環境、人員不足、短い育成期間が問題視されております。過酷な労働環境にしてしまっている要因として大きく下記の二つが挙げられます。

(人材不足)需要に供給が追いついていない

インターネット広告代理店はキャリア形成の土台作りとして入社する方が多く、ネクストキャリアとして選択されるのが発注側である「事業会社」になります。その理由として多いのが、業務量の多さによる「疲弊」です。

WEB広告の需要の急速な伸びに、取り巻くサービスの複雑さが加わりインターネット広告運用者の求められる仕事の質が年々上がっているのに加え、慢性的な人手不足になるため一人一人の抱える業務量が増え続けているのです。また、デジタル人材は引くてあまたなので、ネット広告代理店で実績がある社員は総合代理店や事業会社へ転職してしまいます。そのペースは年々高まっております。

そのつまりそれだけWEB広告にまつわるスキルは求められていて、「市場の伸びとニーズ(需要)」「人員の成長や増加(供給)」を上回ってしまっています。

(インハウス化)要求がハイレベルになっている

先ほども述べた通り、インターネット広告代理店のネクストキャリアとして発注側の事業主が多いです。これはつまり、同業界の中でプレイヤーだった人材が事業主側、つまりクライアント側に移ります。すると、彼らは自らの経験から現場の状況も業界自体のトレンドも知っていますから、よりハイレベルな内容を要求するようになります。年々、インターネット広告代理店の業務内容が高度になってきているのはこれが理由です。

インターネット広告代理店の転職パターン

──インターネット広告代理店で多い2つの職種からキャリアパスを考える

WEB広告を総合的に扱うインターネット広告代理店のネクストキャリアは全ての人に当てはまる訳ではありませんが、ある程度確立されております。

まず、運用型広告のフロントラインに携わる方々の職種は、「アカウントプランナー(営業)」と「運用コンサルタント」の大きく2つに分けられます。

「アカウントプランナー」「運用コンサルタント」は転職先によって求められるスキルが異なってきますので、その点もあわせて解説します。私が勤めるインターネット広告代理店の同僚などの転職先を見ても大きく3パターンがあるのでご紹介します。

パターン①:総合広告代理店への転職

──総合広告代理店への転職のケース

「アカウントプランナー」も「コンサルタント」もデジタル部門を推進する部署に配属されやすい傾向があります。マーケティング自体がデジタル化していく中、デジタル人材に期待されるのは、培ってきたWEBマーケティングのノウハウです。総合広告代理店に転職すればマス広告を担当できるなどど勘違いしないようにしましょう。

総合広告代理店の体制の多くは、フロントの営業と、業務推進部隊(マス広告部門、デジタル部門、メディア部門)がチームを組んでクライアントと向き合うケースが多く、それぞれのプロフェッショナルがすでに存在しているのです。ですから期待されているのは、デジタル人材はデジタル領域となり、未経験領域であるマス広告を中心としたプロモーションへすぐに関わることは難しいのです。

パターン②:事業会社へ転職

──事業会社へ転職のケース

インターネット広告代理店から事業会社へ転職を行なった人間は、「アカウントプランナー」であれば担当代理店や、社内とのディレクションがメインとなる傾向にあります。一方、「運用コンサルタント」の場合は自社内の売上やオーディエンスデータの分析に向き合うことを期待されたり、エージェンシーへのアウトソースをインハウス化している、またはしようとしているフェーズを任されやすいからです。

パターン③:媒体社へ転職

──媒体社へ転職のケース

インターネット広告代理店から事業会社へ転職を行なった人間は「アカウントプランナー」の場合は、事業会社や担当代理店へ自社メディアの商品販売や提案を行い、「運用コンサルタント」は自社メディアのマネタイズや、商品開発、稀ではありますがUI/UX周りのディレクションにも関わります。

営業は枠売りスタイルだけではなく、最新テクノロジーを活用した提案スキルやタイアップの企画力、ディレクションスキルが求められる傾向にありますので、インターネット広告代理店でWEBに関連した様々なサービス提案を行なってきた経験をしたゼネラリスト的なポジションが重宝されます。

まとめ

──インターネット広告代理店は市場価値を上げるのに最適

最近は大手クライアントも広告代理店も、WEBマーケティングに対する予算を増やしており、ノウハウを蓄積していきたいニーズが高まっているため、マス4媒体の広告代理店から、インターネット広告代理店へデジタルマーケティングの専門性を学びたいという転職・キャリアステップも急増しております。

そのため、インターネット広告代理店を経験した人の需要は高くキャリアの幅を大きく広げることができます。広告営業は未経験からチャレンジしやすい職種です。20代であればポテンシャル次第で採用されるケースもあるので、是非チャレンジしてみて下さい。